抗酸化、抗炎症。ドライフルーツ、デーツの医学的効果がすごいうえに美味しい!

栄養のこと

バレンタインデーは、チョコレートをあげたりもらったりしたでしょうか?
私はチョコレート大好き。もらうのは嬉しい。でも、どうせ人にプレゼントするなら身体にいいものをあげたい!なんて思ってしまいます。
昨年は職場の人全員(といっても20名程)にアイハーブで仕入れたビタミンCのサプリメントをプレゼントしました。

今年は【栄養チャンネル信長】さんで知ったドライフルーツの「デーツ」を配りました!
デーツとは北アフリカや中東が産地のヤシ科の果実で、日本では「ナツメヤシ」とも呼ばれます。

食べてみると、薬膳で使うナツメより、しっかりしっとりと程よい噛み応えで、プルーンほど柔らかくなく甘すぎず、ドライアプリコットほど固くなく、とても食べやすいです。噛むほどに自然な甘さがじんわり感じられます。お芋みたいという人もいました。
人工甘味料をつかってないので、身体に優しい甘さです。

そして何よりもその栄養価が高く、医学的な効果がすごいです。
デーツ100g中、マグネシウム60mg、カリウム550mg、カロテノイド&フェノール類3,942mg、抗酸化成分80,400μmol。
薬理的効果は、抗酸化作用、抗菌作用、抗炎症作用、抗腫瘍、肝臓・腎臓保護、性ホルモン調整作用、抗糖尿病作用などがあります。

① 抗酸化作用

中でもフリーラジカルを抑制する抗酸化作用は高く、ポリフェノール濃度はドライフルーツの中でも特に高いという研究結果があるそうです。

デーツの抗酸化成分が身体の中に発生するヒドロキシラジカルによる遺伝子の変異原性(遺伝子を傷付け遺伝子の構造を変える)を阻害することがわかっています。

また、加工食品などから身体の中に入る発がん性のある鉛よるフリーラジカルを除去したり、抗酸化作用による組織保護効果があるそうです。 

② 抗腫瘍作用

デーツに含まれるβ-グルカンには抗腫瘍活性があるそうです。β-グルカンはアガリスクなどキノコ類にも含まれることで有名であり、動物実験では抗ガン活性を示したそうです。

③ 抗炎症作用
炎症性サイトカインから保護する抗炎症効果や、脂質過酸化反応を抑制したり、炎症時に働くCOXという酵素の亢進を抑えるそうです。このあたりはかなりマニアックですね。

そのほかにも 

④自然分娩効果 ⑤ 便秘の改善 ⑥ 脳機能の改善効果 ⑦抗糖尿病効果 肥満体中を減らし、高血糖を低下させた。 糖尿病患者の血糖と血中脂質のコントロールに有益である。と、身体にいいことたくさんです。

ただし、糖質が多いので食べ過ぎには注意!1日1~6粒。糖質コントロール中の方は控えてください。

栄養チャンネル信長より

味もいいし、人工甘味料や精製された砂糖、ぶどう糖果糖液糖、マーガリン、ショートニングなどの入ったお菓子を食べるよりもはるかに身体にいい食品です。

おやつや間食にお勧めのドライフルーツ、デーツの紹介でした。

オーガニック乾燥デグレヌールデーツ

↑アイハーブで売ってます。