2017年6月に、両足の脛をそれぞれ10ヵ所くらい蚊に刺されいつまでも腫れが引かず、やがて赤くただれたようになり、徐々に広がり悪化したり、良くなったり、また悪化したりと波がありました。
この症状はいったいいつまで続くのか・・・とうんざりしていましたが、なんと2021年2月から少しずつ薄くなり、7月にはほぼ消えてうっすらと赤みが残る程度になりました。
身体の気になる症状がほぼなくなり、心の中の小さい重石がなくなって軽~くなったようです。
良くなったきっかけは、2月頃、サプリメントを変えたことでした。品質が良いのは知っていたのですが、お値段がそれなりなのでスルーしていたサプリメントを試す機会があり、翌朝の解毒効果にとても驚きました。
それは今までに経験したことがない理想的な明るい黄土色の立派なバナナのような形のもので、腸がとてもすっきりしました。
それ以降は、そんなに素晴らしい物には二度とお目にかかっていませんが、お腹が張らなくなったので合っているようです。それからずっと使っています。
そして6月始めに、分子栄養学をとりいれている皮膚科の先生の病院に行きました。吉祥寺の和(なごむ)皮ふ科クリニックです。
初診の受付は週に2日とやや敷居が高かったのですが、思いきって行ってよかったです。
予約をして、診察の3日前までには問診票や食事内容などメールで送ります。診察前にすべて目を通してくれていて、診察はとてもスムーズです。
初日は血液検査をして、漢方薬と塗り薬と亜鉛のサプリが処方されました。
この軟膏「マキサカルシトール」が効いたようで、大分赤みがひきました。
「マキサカルシトール」は前に行った地元の皮膚科でも処方されていましたが、「ドボベットを使って、良くなったらこちらに変えて」と言われていたので、良くなっていないので使っていなかったのです。
血液検査の結果は、亜鉛の数値が少なかったのが驚きでした。
亜鉛は、皮膚を守るとても大切なミネラルです。
ずっと亜鉛サプリをとっていたにも関わらず、2018年の血液検査の数値よりも低くなっていました。これは、銅過剰か、サプリの質が良くないのか、腸で吸収できていないかです。
良質な亜鉛のサプリ、漢方薬、軟膏をプラスして、引き続き、グルテンフリー、カゼインフリー。加工食品、添加物、精製された砂糖を摂らず、アルコールは週に1度ほどに押さえ、
食事の内容は「まごわやさしい」を心がけ、
ま=豆(大豆など)
ご=胡麻
わ=わかめ(あおさ、のりなど海藻類)
や=野菜
さ=魚(魚介類)
し=しいたけ(きのこ類)
い=いも(さつまいも、じゃがいも類)
出来る限り栄養バランスと腸内環境に気を配りました。(お肉も食べます)
しかし、それでも完全には赤みは引きませんでした。
何故だろうと考えて、5月にFreeStyleリブレを使って計測した血糖の変動の数値を見直しました。
このリブレは、もともと糖尿病の方のサポートに使われている医療機器で、誰でもAmazonで購入できます。
血糖値は1日の中で上下しています。80から140の間をゆるやかに変動しているのが理想的です。
病気ではなくても、糖質の多い食事等をすると食後に血糖値が140を軽々と超えて200近くまで爆上がりすることがあります。
すると急に上がった血糖値を下げようとして、ドバドバとインスリンが出ます。
すると今度は、血糖値が70よりも低く下がり過ぎてしまいます。
昼食後、2時~3時頃に気絶するかのように眠くなるのは低血糖が原因です。
理由もなく不安になったり、手が震えたりするのも低血糖が原因です。
そして今度は、下がりすぎた血糖値を上げようと、ドバドバとアドレナリンやコルチゾールというホルモンがでて、興奮やイライラといった交感神経優位な緊張状態になります。
血糖値の乱高下が続くと、このようなホルモン分泌や自律神経の乱れから、心も身体も不調になってしまいます。
こういった血糖調節障害を低血糖症と呼んでいます。
- 低血糖症(機能性低血糖症)とは→宮澤医院ホームページ
自分は食後血糖値が80以下になっていないので大丈夫だと判断していましたが、問題はそれだけではないことに気がつきました。
長くなりましたので、また次回に続きます・・・。