86歳の母親の「クラクラする」が激減しました!

栄養のこと

86歳の母親が、数年前から「クラクラする」と言い出しました。

高齢者のめまいはよくあるようでネットにも沢山でていますが、どれもしっくりするものがありません。

私が料理に使っている味醂(「味の母」という美味しい発酵調味料です)のせいだというのでやめてみましたが、変化なし。

何十年も飲んでいる抗不安薬をやめてみても変わらず

睡眠薬を漢方に変えてみても変わらず、

飲むのを忘れて飲まなくても眠れるので、本人は「飲まないと眠れない」と言い張るけど、数年かけて徐々にやめてみても変わらず。

健診はどこも異常なし。(ただ、脱水で血液のたんぱく質量がわかる数値アルブミンがあがっているかもしれません。)

それからもクラクラの頻度があがり、「クラクラする。クラクラする。」とまるで口癖のようになってきました。

そこで脳のMRIを撮ってみましたが結果は「年相応です」と言われ、異常なし。

それが、今年になって、ふと気が付いたら「クラクラする」って言ってないではないですか!

本人に確認したら、自覚があるのかないのか「そうだね」という感じ(笑)

約1カ月前から食事の他に「だし&栄養スープ」を飲んでみました

原因として思いあたるのは、料理の出汁として3年位前から使っていた「だし&栄養スープ」をお湯で溶いて、保温ボトルに入れて、日中飲んでもらうようにした事です。

約1ヶ月で、クラクラする症状が治まったようです。

たんぱく質がペプチド化されていて、身体に吸収されやすい

「だし&栄養スープ」の特徴は、まず、たんぱく質がペプチド化されていて、身体に吸収されやすいということです。

ペプチドとは、口から胃へ送られたたんぱく質がペプシンという消化酵素でアミノ酸同士のつなぎ目を切られ、

次に十二指腸でトリプシンなどの消化酵素でさらに細かくアミノ酸のつなぎ目を切られて、

さらに小腸でペプチターゼによって分解され吸収される状態になることです。

(小腸で吸収されたアミノ酸は、毛細血管から全身の細胞に運ばれて、新しいたんぱく質の材料になります)

ちなみに、たんぱく質はアミノ酸が数10個から数1000個、ひも状態でつながったもので、ひもがぐにゃぐにゃ折れ曲がったり、らせん状になったり、球状に丸まったりしています。

たんぱく質は身体を構成する部品だけでなく、消化酵素やその他の色々なホルモンの材料でもあるので

高齢化して、歯が弱くなったりして食べる量が減ると、胃酸が出る量も減り、消化吸収されず

ますます食べる量が減るという悪循環に陥ります。

こちらの「だし&栄養スープ」は化学調味料や添加物が一切入っておらず、何より味が美味しいのでもう3年以上、

もっぱら料理のだしとして使っていましたが、栄養スープとして使うとこんなにも効果があるとは驚きでした。

なぜかというと商品の裏側には栄養成分表示があるけど、アマゾンの商品ページには無いし、成分としてはたんぱく質が少ない印象なのでした。

そこで製造元に栄養成分の表示ついて、問い合わせてみました。

するとメールで、なんと取締役の方から丁寧なお返事を頂きました。

ペプチドになると国の定めた係数がないので数値化不可能。
アミノ酸の総量よりも蛋白質が少なくなってしまうとのことでした。

「だし&栄養スープ」は栄養以前の一物全体食品として食べ物(生き物)の丸ごとの振動情報を頂く食品で、

1袋500gの中にはカタクチイワシが150~200匹、カツオ約一本、昆布650g、原木椎茸15~20個、無臭ニンニク30~35玉、が丸ごとペプチド化されているそうです。

「海で浄化された目玉の情報が400個、腎臓の情報が200個というように各臓器の振動を知らず知らずのうちに摂れる食品」とのこと、すごいですね。

「だし&栄養スープ」専用のホームページも教えてくださいましたが、これは袋の裏の「製造法」QRコードから見れるものでした。

1000年前の食品舎

ろくに調べないで気軽に問い合わせてすみませんでした、と少し思いました。

日本食品機能分析研究所での「一般の生菌数・重金属・放射能・残留農薬」「旨味成分」「ミネラル成分」「ビタミン等成分」「栄養分析」試験検査結果のPDFも添付してくださいました。

機能性低血糖症の補食としてはかなりメジャーになって来てるようですが、高齢者の栄養補給と血糖値の安定にも、とても素晴らしいです。

安心してこれからも積極的に摂り入れて行きます。

↑こちらは容器付です。

ちなみに意外と知られていないたんぱく質の仕組みについてイラストやマンガが半分で、とても読みやすい本があります。

「たんぱく質はメンタルにも影響するの?」とか「朝、昼、晩、いつとるのがよい?」「『良質なたんぱく質』の判断基準があるの?」など役立つ知識がいっぱいです。

ちなみに分子栄養学を勉強し始めて「アミノ酸スコア」の「桶の理論」を見て、月刊誌「小学◯年生」の付録の小冊子に出ていた理論だ!と思い出しました。木の桶の説明が分かりやすいのです。「冷奴には鰹節をかけるとたんぱく質のバランスが良い」ことを小学生の頃から知って実践していたのに(笑)、それ以上興味が広がらなかったのが残念です。人生後半戦になってしばらく経ちますが、勉強を始め、今も継続中です。

余談ですが、年末に小田原の「かまぼこ博物館」で体験した「かまぼこの科学」コーナーの展示が楽しかったので画像をシェアします。

スクリーンの前に立つと内臓が現れてたんぱく質の消化の様子を見せてくれます。

動画が載せられなくて残念です。

食堂
食堂通過
胃腸
胃でアミノ酸のつなぎ目が切られます
十二指腸
十二指腸でさらに細かく切られます
小腸
小腸でアミノ酸が2〜3個繋がった状態に
小腸2
小腸の粘膜を通して毛細血管から細胞へ
身体1
うぉぉ〜〜
エネルギー
全身の細胞に運ばれてエネルギーや酵素やホルモンになります。

この後、走り去り、「次の人に変わりましょう」と文字が出て、盛り上がりのわりにあっさり終わりでした。

期待していなかったけど、楽しかったです。

ぜひみなさんも、小田原の鈴廣で「かまぼこ・手づくり体験教室」と一緒に体験して「たんぱく質」について学んで見てはいかがでしょうか。

話が脱線しましたが、

高齢者や栄養が吸収しずらくなっている人や、血糖値の安定に「だし&栄養スープ」がかなり良いという話しでした。